シェブロン(CVX)株の徹底分析!高配当・連続増配で投資先はココに決まり?【2023年最新版】

シェブロン(CVX)株の徹底分析!高配当・連続増配で投資先はココに決まり?【2023年最新版】

みなさん、こんにちは!株式投資家の「とーしー」です。

今回は、高配当で知られるエネルギーセクターの代表格、シェブロン(CVX)について分析していきます。シェブロンは、原油価格の動向に左右されやすい側面を持ちながらも、高い配当利回りと連続増配を続けるなど、投資家にとって魅力的な要素を多く持っています。

この記事では、シェブロンの事業内容や業績、今後の見通しなどを詳しく解説することで、投資判断の材料にしていただきたいと思います。

目次

  1. シェブロンってどんな会社?事業内容をわかりやすく解説
  2. シェブロンの業績は?直近の決算と今後の見通しをチェック!
  3. シェブロン株の株価推移と配当実績は?
  4. シェブロン株への投資はおすすめ?メリット・デメリットを徹底分析!
  5. まとめ|シェブロンは長期投資に最適?

1. シェブロンってどんな会社?事業内容をわかりやすく解説

シェブロンは、世界最大の総合エネルギー企業の一つに数えられる米国企業です。石油・天然ガスの探鉱・生産から精製、輸送、販売までを一貫して手掛けており、世界180以上の国と地域で事業を展開しています。

シェブロンの事業は大きく二つに分かれています。

  • 上流部門: 石油・天然ガスの探鉱・生産事業。世界各地の油田・ガス田の開発・操業を行い、原油や天然ガスを産出しています。
  • 下流部門: 原油の精製や石油製品・化学製品の製造・販売事業。世界中に製油所や販売網を持ち、ガソリンやディーゼル燃料、潤滑油、アスファルトなどを供給しています。

シェブロンは、エクソンモービルに次ぐ米国第2位のエネルギー企業として、世界経済に大きな影響力を持つ企業の一つと言えるでしょう。

2. シェブロンの業績は?直近の決算と今後の見通しをチェック!

直近の決算情報: シェブロンの2023年12月期の決算では、売上高は約1969億1300万ドルで、前年の2357億1700万ドルから減少しました。営業利益は約251億3400万ドル、税引前利益は約295億8400万ドル、当期利益は約213億6900万ドルでした1。EPS(一株当たり利益)は11.41ドル、総資産は2616億3200万ドル、自己資本比率は61.52%でした2

今後の見通し: シェブロンの株価の今後については、原油価格の不安定さや、供給が過剰に転じる観測もあり、大きく上昇する可能性は低いとの見方が示されています3。また、再生可能燃料の製造と販売の進展が長期的な成長の可能性を示している一方で、気候変動に関連する訴訟や財務リスクが将来的な懸念となっています4

投資判断としては、原油価格の影響を受けやすいものの、業績は堅調に推移しており、33年連続増配中の配当貴族としての地位を保っています5。ただし、世界的なカーボンニュートラルへの移行や原油価格の推移など、外部環境の変化によってシェブロンの業績も大きく影響を受ける可能性があるため、注意が必要です6

3. シェブロン株の株価推移と配当実績は?

シェブロンは、長年にわたり株主還元に積極的な企業として知られています。

株価推移:

  • 現在の株価は 160.47ドル です1
  • 52週間の最高値は 171.70ドル、最低値は 139.62ドル でした1
  • PER(株価収益率)は 14.6851 です1
  • 配当利回りは 4.086% となっています1

配当実績:

  • 年間の1株配当は 4.76ドル です2
  • 配当性向は 58.3% で、連続増配年数は 33年 になります2

4. シェブロン株への投資はおすすめ?メリット・デメリットを徹底分析!

シェブロン株への投資を検討する上で、メリット・デメリットを押さえておくことは重要です。

<メリット>

  • 高配当・連続増配: シェブロンは、高い配当利回りと連続増配を続けている企業として知られています。
  • 原油価格の上昇による業績拡大: 世界的なエネルギー需要の高まりから、シェブロンの業績は原油価格の上昇によって大きく成長する可能性があります。
  • 財務基盤の安定性: シェブロンは、豊富な資金力と強固な財務基盤を誇っており、長期的な安定成長が見込める点が魅力です。

<デメリット>

  • 原油価格の変動リスク: シェブロンの業績は、原油価格の変動に大きく左右されます。原油価格が下落した場合、業績悪化や株価下落の可能性があります。
  • 再生可能エネルギーへの移行リスク: 世界的な脱炭素化の流れの中で、シェブロンは再生可能エネルギー事業への移行を迫られています。この移行が遅れた場合、将来的な成長が阻害される可能性も考えられます。
  • 環境規制の強化: 環境規制の強化は、シェブロンにとってコスト増加要因となる可能性があります。

5. まとめ|シェブロンは長期投資に最適?

シェブロンは、高配当や業績の安定性といった魅力を持つ一方、原油価格の変動リスクや環境規制の強化といった課題も抱えています。

投資判断をする際には、これらのメリット・デメリットを総合的に判断し、ご自身の投資スタイルやリスク許容度に合致しているかを慎重に見極めることが重要です。

免責事項:
投資は自己責任で行ってください。

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